ベランダの柵

ベランダに出てみましょう。
端から端まで、手前から柵の際まで、歩いてみて下さい。
足がすくみますか?
身体がこわばりますか?

ベランダで足がすくむ?身体がこわばる?
たぶん、そんなことはないと思います。
普通に歩いて、柵の外を気持ちよく眺めるでしょう。

もしベランダに柵が無かったらどうですか?
それでも、普通に歩けるでしょうか。
きっと、めちゃくちゃ怖いと思います。
「落ちるかも」
その不安と恐怖で身体はこわばり、ベランダの際に行くなんて絶対できない!

二つの違いってなんでしょうか?
違いは、
「柵があるか、ないか」
だけです。
柵がある、守られている。
ただその感覚があるだけで、
あなたはベランダを自由に歩くことができるんです。

「今」を考える
「私は今感染の危険にさらされている。」
そう思うと感染の不安で身体も硬くなり呼吸も浅くなるでしょう。
でも
「私は今守られている。」
そう思ったらどうでしょう?
安心しませんか?
身体、緩みませんか?
感染しないように自分でできる限りのことをしているなら、
あとは「何かに守られているんだ」
と感じていてもいい。
本当に感染するかしないかは、また別の話。
今ここを見れば、
あなたは感染していない(感染しても無症状の状態かもしれない)。
「落ちるかも」
「かかるかも」
同じ、かもね。
安心しながら、
用心してもいいんですよ
